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蒼穹の昴

 蒼穹の昴というドラマがNHKで放送されていますが(再放送なのかな?)、
小説をこないだ読み終わりました。とても面白かったです。4冊くらいなのかな。
浅田次郎さんの本です。
私は西太后やエリザベスやマリーアントワネットやアンブーリン等、歴史で活躍した
王族の女性の物語を読むのがとても好きなので、楽しいひとときを過ごせましたよ。
いわゆる歴史モノが好きな方にはお薦めです。

 三国志好きでもありますが、古代中国の衣装やお話が、昔からとても好きです。
中国といえばチャイナドレスが衣装かと思うかもしれませんが、あれは満州民族の衣服で、
清の時代に強く広められた民族衣装のことです。
その前までは、中国では漢服という服が着られていました(唐時代のような、昔話で見る
羽衣のようなものだとかです)。
私は漢服がすごく好きです!軽そうだし女性らしいラインだし。

 現在漢服のよさが見直されはじめ、上海では民族衣装を着て写真を撮るお店が
繁盛しているそうです。自分たちの民族衣装のよさを見直せるというのは、とてもいいこと
だなぁと思います。私も機会があればいってみたいです!

 中国は大変歴史の深い国ですから、私はとても尊敬しています。過去潜り抜けてきた
戦争や、幾たびも変わった王朝の話等に触れると、現在の中国の体制や考え方にも少し理解が
できる様な気がして、歴史はどちらか片面だけの史実を信じてはいけないのかなと思います。
(うまくいえないんだけど・・・)。

 歴史は勝者の歴史であって勝ったものの正義がつづられていくものです。
生き残った証人の中に真実をしるものがあっても、象をさわる盲人のごとく、
真実の断片を知るに過ぎません。

 日本にも幕末に明治維新などで政治体制が変化をはじめ、尊王や攘夷といった
考え方が争いを起こし、たくさんの血が流れてきました。中国も他国の介入や植民地に
なってきた歴史を経て、今の中国になってきました。どこの国にもそういった争いや大きな
考え方がぶつかり合い、片方が散っていった歴史が幾つもあることと思いますが、
どちらが正しかったかというのは、到底わからないものかと思います。どちらが好ましかったのか
どちらがより良い方向であったのか、その場では判断が出来ないけれども、早急に判断をして
いかなければならない局面に立たされる大事な一日というものが、国の歴史には必ずあったことと
思います。

事件に関わったひとの数だけ、真実は生まれてゆきます。
自分はどう生きたいのか、世界はどうあって欲しいのか、このふたつだけの答えを持っていれば、
無数に流されてくる情報の中から少なくとも自分にとっての真実を見つけ、ちかづけるのかも
しれません。

中国は日本の技術をパクっていると批判する人がいますが、日本も過去には
遣唐使などを送らせて学んできた歴史があるのです。

現在おこりつつある出来事に関して、市民が世界の真実を知ろうとするには、膨大な情報網と
分析機関を持った上で明晰な頭脳と冷静公平な眼を持たなければならないでしょう。
私たちはロイターやAPではありません。また国家の研究機関でもありません。
その私たちが、自分たちが得られる限りの情報の中から真実らしきものを探し出して
自分の立場を明らかにしていくのはなかなか大変なことだと思います。

 北朝鮮や中国などの独裁的な国家の民衆は、情報を遮断されて国家の公式見解のみを
知らされているように皆思っています。そしてそれはかなりの程度真実でしょう。しかし、そう思っている
私たち「自由世界」の人間が操作された情報に踊っていることはあまり意識していません
(アメリカの流行などは頻繁に情報が入るが、イラクやロシア等の話は滅多にわからない、等)。

 情報の発信元がまず公平であると信じているところから疑っていかなければなりません。
報道の正義はあると信じていますが、それは一方の価値観による正義な上に、発表の段階で
権力機関の干渉をうけないとは限りません。

 完全な真実を知る自由はなかなか得がたいものではあります。
それでも私たちには意識できる限りの自由があり、メール等で自由に語ることも可能です。
何事によらず、始まりにはひとつの真実があるものだと思います。しかしいったん起こってしまった
ことには当事者ごとの無数の真実が生まれていくものだと思います。
関係当事者の多い事件や、ことに戦争などでは派生事実が無数にあり、立場により、
また気持ちや主義主張によっても関係当事者の真実は錯綜します。

私たちは真実は無数にあることを知った上で、情報を整理し自分の真実を見つけなければ
なりません。情報がない世界も情報がありすぎる世界も知りたいことを知るのは難しいものですね。


 話がズレましたが、かかわりの深い国のことをよく知ろうとすることは
大切なことと思います。深い尊敬の念と驚きと楽しさを持って、さまざまな情報に触れ、
知識を深めていければよいなと思います。

 
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by otyou0710 | 2010-12-06 01:05 | 雑記

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