紫外線だって増えている

ある方と今回の放射能汚染についてメールしていた
返信の一部分を、抜粋して紹介させていただきます。

 私が今回の放射能量について、学者連中が海で薄まるだとか
言っていることについて疑問を持っていて、地球の上で行われて
いるということには変わりなく、汚れてしまったことに変わりは
無い、というような内容を書いたことについての返信です。

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 閉じた空間である地球大気圏内で放射能拡散は、話にならない
ことです。ただやってしまったこと、おこってしまったことには
被害をくいとめる最適解を探さねばなりません。

 第一に拡散させないこと、第二に拡散してしまったものはより早く
最大限に拡散させることしかありません。被害を最小限にするために。

 我々がどんな環境にすんでいるのか知っていますか?
1940年台のアメリカに始まってつい最近の北朝鮮まで、
この地球では2000回以上の核実験がおこなわれてきたのです。
その多くが大気圏内での核爆発をともなうとんでもない実験です。

 一発が広島に落ちたリトルボーイの3000発分とか、もう
わけのわからない威力の実験を、人の吸ってる大気の中で平然と
やってきたわけです。

 自国内僻地(人の少ない、つまり1番自然の残ってる所)や
他国内、あるいは海外領土とか、自分たちから遠い所で繰り返して
きたのです。

 史上最悪の原発事故チェルノブイリは当初ソ連当局によって
適切な処置をしないまま隠蔽されましたが、異常な量の放射能が
すぐ自由主義圏の北欧まで達して世界にばれました。いまだに正確な
死者数も被爆者数もわかっていませんしロシア当局、ロシアの学会、
IAEA、欧州連合などがそれぞれ推測値を出していますが一致する事は
ありません。

 実験中の事故であるということはわかっていますが、
設計ミスなのか実験ミスなのか証言が食い違って真相もはっきり
していません。被爆者数は周辺住民と動員された作業者だけで
100万人、ベラルーシや現場ウクライナ、事故を知らされなかった
周辺の東欧諸国まで含めれば途方もない数の人間が含まれ、
正確な数は永遠にわからないでしょう。

 このチェルノブイリ事故当時の世界は核実験が盛んな時期で、
最悪の事故が世界に放出した放射性物質は各国の核実験による
放射生物質の1パーセント未満に過ぎないということです。
人類のおろかさに呆然とします。

 この頃、私が若かった頃、最悪の降下放射能と言われた
ストロンチウム90の一部がもうすぐ半減期を迎えます。
セシウム137はまだまだかな。ストロンチウムどころではない
極悪物質プルトニウムは200と数十世紀ほど先ですが。

 そして、核実験や原発事故のような非日常と違って、
太陽の恵みとともに地球にふりそそぐ紫外線量の飛躍的な増加は
日常なのでこれほどのニュースになりません。

 紫外線は波長の短い電磁波の一種です。
波長の短い電磁波はどこまでも遠くに届き、人の皮膚を通過します。
紫外線を放射線という人はいないけど私の認識では大差ありません。
ガンマ線やエックス線ほどの透過力はないし、普段からあるし、
ないと困るしで問題にしないのかな。

 人間が長い間かかって壊したオゾン層は紫外線から地球を
守っていたわけですが、事態に人類が気づいてからもまだ減少を
続けています。フロンガスの規制ぐらいで満足してもらっちゃ困る
わけですが、目先のことに追われて本質を見失うのは人の常です。
(略)
 紫外線だけでなくオゾン層の破壊とともに地球に降り注ぐ
宇宙線の量もふえているわけです。総量でいえば事故や核実験の
線量の比ではありません。

実は随分と怖い時代に私たちは生きているのですね。
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by otyou0710 | 2011-04-01 01:10 | 雑記

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by otyou0710